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いろんな事件の背景に「しつけ」不足の、簡単にキレる人種が増えた事が原因のような気がする。このキレるのを理性でコントロールする術を教える事こそが「しつけ」だ。「しつけ」=社会生活を営むための、ルールだと思う。
これが出来てないと、自分勝手な人間形成がなされる。実にわがままで自己本位。憎いなら殺してしまえ!邪魔なら殺せ!と、まったく短絡的な人間が増えた。単純に欲に負けてしまう人間も・・・。 本来、人間は動物脳(本能)だけだと、他の個体との共存の社会生活は出来ない。弱肉強食の力による秩序の猿のような群れでしかない。 その「しつけ」をするのは親なのだが、 現実としては、学校に責任転嫁してる親が意外と多い。 学校の先生達は、自分らの年金の心配で、必要以上には子供達に関わらないようにしてるというのに(もちろんそんな先生ばかりでは無いにしろ、昔とは違って子供達との間に距離がある)。ちょっとでも行き過ぎるとPTAやマスコミがウルサイし。 いわゆる団塊の世代の我々父親達は、封建社会から開放してくれた自由化・民主化・個人主義という 時代改革の流れのなかで、この「しつけ」に関して間違った解釈をしてしまった。 自分達が育った時代の「怖い父」=「間違った体制」と取り違え、自分達は、子供にとって「友達であろう」と望んだ。 それがいけん! そのおかげで、 大切な「しつけ」を怠ってしまったのだ。それに伴って、高度成長期の「働け!働け!」と社会の歯車になって、子と関わる時間が無かったのもあるかもしれない。 それでも、母親のフォローがあるとまだ修復できたけど、実際は、母親が父親代わりを演じ、一家の長たる存在に(-_-;) さらに、「父親のようにならないように、頑張りや!!」などと、陰で父親の威厳をバッサリ(ここにも、過去の自分達の怖い父親への反発があったのかもしれない)。 この父権の喪失こそが、今の日本を作り出した元凶なのだよ。 犬と同じで子供らは、敏感に自分のまわりでリーダーをかぎわけることが出来る。 父親の地位は、もしかしたら子供以下に落ちてしまった家庭もあるかもしれない。 家庭内でのリーダー不在の中で子供達は育ったわけで・・、王子さま、お姫様と使用人という図式ができあがってしまった。今は、その自称王子さまな子供達が親となり、さらなる偏った子育てが日常茶飯事になってる。 それと、「しつけ」には信頼関係が不可欠。 物凄いエネルギーやパワーも必要だ。逆にその信頼関係は?というと、どんどん希薄になっていってる有様だ。 学校で、家庭で、通りで、人ごみで、牙をむいた狂った動物が、獲物をもとめて唸り声をあげている。その捻じ曲がった憎悪をどう修復すれば良いのか・・・・。 まずは、信頼関係を取り戻すためには、会話が大切。動物と違って人間は「言葉」を持っている。それを使わない手は無いのだが。 ■
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by Hidari_neji
| 2006-06-08 18:39
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