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「欲望の翼」の場合の肉体関係はあっても満たされない「こころ」とは反対に、互いの想いを知りながら、その一線を越えれない大人切ないの恋の物語。
「こころ」と「からだ」とどちらを満たしたいのか?の選択が、この映画の賛否をきめる。 隣同士であるチャウとチャン。お互いの伴侶が浮気してる事を知って、慰めあってるうちに互いに魅かれあっていく。 それでも世間体を考えて互いに「秘めた想い」を包み込む。 「俺と一緒に来ないか?」「私を連れて行って!」と、二人が出した結論は、一枚の切符に委ねられるが・・・(チャウはチャンが出した答えを知らない)。 作曲兼バイオリニストのマイケル・ガラッソが奏でる切ない音色に、ふたりの想いがこだまする。 過去となった時代は、けっして触ることはできない。ほこりだらけの窓ガラスを通して見るように、すべてはぼやけて、にじんでいる(映画コピー引用)。 ラストシーンで、男は秘めた想いをアンコールワットの遺跡の穴の中に閉じ込めようとする・・・。 それでも、その想いを封じ込めできなかったチャウの話が「2046」へと続く。その数字は、チャウとチャンが密会してたホテルのルームナンバーだ。 チャンの夫が日本商社勤務だった事が、「2046」でのキムタク演じる日本人の商社マンの登場となってる。 3部作の全ての人々の想いが「すれ違い」だと書いたが、このキムタクとホテルのオーナーの娘だけはハッピーエンドになるが、これは忘れられないチャンとその夫のイメージを重ねているからだろう。「2046」を再度観る前に、「欲望の翼」を探し出して観ないと・・・。
by hidari_neji
| 2005-06-10 03:11
| CINEMA
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