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それは買出しの途中の出来事だった。
長崎は思案橋、福砂屋カステラ本店の前を通って、夜の繁華街『銅座』の中へ。もちろん真昼間だから、夜の蝶の姿も客引きの姿も無い。 狭い道なので、路路の脇に停めて、相方が店に入っていく。 夜の繁華街も、昼に見たら味気ないもんだ。 ・・・とっ、その時に後部座席から異様な音が響きだした。まるで遠くで工事やってるような振動とともに。停車してるわけだし、音がするとしたら、燃料ポンプしかない。 機械式のポンプからミツバの電磁ポンプに替えて、ガソリンとランクの脇につけてる。 嫌な予感。 ちょうどその時に、相方が戻ってきたので、急がせて車を発進。とにかく、ここじゃ交通の邪魔になるし、JAFも呼べない。気のせいか、ガソリンの送りが悪いようだ。 フェールメーターを見ても、エンプティでは無い(家を出る時に確認したし・・・確かに帰りにはスタンドに寄ろうとは思ってたが)。 やっとの思いで、狭い迷路のような道を脱出し、新しく出来た出島道路の下に出た。あと、数十メーター行くと、石畳で有名なオランダ坂だ。 相変らず、燃料ポンプはいつもと違う音を立てながら、必死で働いてる。 JAFに電話する前に、メカに電話する。 『カクカク、シカジカ』。 「ポンプは熱い?」 『いや、今は止めてるけど、熱くは無いよ』 「まぁ、車が動くのなら、早めに帰った方が良いよ」 まぁ、国産の燃料ポンプだから、近くの知り合いの工場に行けば、何とかなるかもと、エンジンをかけて、動かそうとした瞬間。 エンジンが止まった。 あたりが、静けさを取り戻したとたんに、傍を通る活水女子大学の学生の黄色い笑い声が聞こえた。 天気の良い午後には、相応しい声だな。 ここで日向ぼっこも悪くは無い。 JAFコールして、車の横を通り過ぎて行く女子大生を眺める。すでに車のトラブルの事は忘れてしまってる。 相方の「ガス欠じゃないの?」の声に、現実に引き戻された。 そうか!?センターメーターを信じちゃいけないんだった。 携帯を出して、前回入れた走行距離をチェックし現在の走行 距離を差し引くと・・・。 358km・・358kmだと? なんてこったい!? 必死でポンプは叫んでたんだなぁ。 そういえば、昔は機械式の燃料ポンプだったから、判らなかったが、 例えば空になったコップを一生懸命ストローで吸ってた感じなのかぁ。 ポンプよスマン。 その時、グッドタイミングで到着したJAF。 キャブクーパーなので、逆流防止弁がついてるので、私も手伝いながら、ガソリンを注入。 10L1500円のガソリン代を支払って、無事終了(ガソリン価格は地域価格なんだろうなぁ、たけぇーー><)。
by Hidari_neji
| 2006-04-28 16:39
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